消費したものや体験したものを紹介するレビュー系だけではなく、寝る前に目を閉じながら考えた思索系のものも書いていこうかな、と。
体調が悪いことが続いて、頻繁すぎるので風邪とかそんなんじゃないような気がするし、内科で検査してもらっても問題なしでストレスとか精神的なものじゃないかと言われて、鬱病かな?と思って鬱について調べていくとあてはまるあてはまる、絶対鬱に違いない!と思って精神科に行ってみたら「全く鬱病ではありません」と診断された経験があるオカリンです。
鬱病の可能性がある場合はちゃんと病院で診断してもらいましょうというのが前提で、病気ではなく普通に生活してたら気分が落ち込むこともあるはず。
そのときに良いこと言ってる人とかの言葉に励まされたり。
で、よくあるのが「自分のことを好きにならないとダメだ」という言葉。
煽るためにタイトルは「自分のことを好きにならないとダメだよ」とか言うやつはだいたいクソと書きましたが、自分のことを好きになることはすごく大事だと思ってますよ、マジで。
田中圭一さんの『うつヌケ ~うつトンネルを抜けた人たち~』を読んだのですが、自分のことを好きになれなければ、普通に落ち込むだけのレベルではなく本当に病気になってしまう可能性が高そうなので「自分のことを好きにならないとダメ」というのはそうなんでしょう。
では何が問題なのかというと、自分のことを好きじゃなくなってしまっている人が自分のことを好きになることはそんな簡単じゃないだろ、と。
てか自分じゃなくて、今嫌いな人、嫌いなものがあるとして、それを好きにならないとダメだよ!と言われて心の底から好きになる方法ありますか?
ムリムリ。
嫌いなものは避けられるのであれば避けたい。
でも自分も含めて職場の人間だったり、仕事上で嫌いでもしなければいけないことなど、嫌いだけど避けられないものをなんとか好きにならなければいけないわけ。
これは難問。
どれだけ難しいことか。
それを前提にすると簡単に「自分のことを好きにならないとダメだよ」とか言えないはず。
「そんなことはわかってるけどムリなもんはムリ」って思ってるわけ。
解決策を考えてくれて教えてくれるのなら喜んで話は聞くけど、理想の状態はこうだ!そうなれ!とだけ言われても困る。
「クリエイティブにならないとダメだ!」
「思いやりのある人間にならないとダメだ!」
「無駄を省いて効率的に動かないとダメだ!」
「自分を客観的に見られるようにならないとダメだ!」
「一日一日を大切に生きなければダメだ!」
「世の中の動きを捉えて、それに適応していかなければダメだ!」
いろいろありますよね。
こういうのいくらでも書けるけど、そういうダメだ!に対して、「で、どうすればいいんですか?」と聞くと
「人それぞれ歩んできた人生も違うし、置かれてる環境も違うので、解決策は自分で考えないとダメだ!」
と言われるわけ。
それはそれで正しいけど、なんと空虚な言葉、しかし圧だけはヘクトパスカルを感じる。
というわけで、どうすればいいのかの具体策について何回かにわけて書いていこうと思います。
つづく