瀬畑亮さんは、日本で唯一?セロテープを使って造形物や絵画を描くセロテープアーティストです。
『セロハンテープ』という名称はニチバン株式会社の登録商標になっており、大量に使用するセロハンテープはニチバン株式会社公認で活動のサポートをしているよう。
セロテープのみで魅せる芸術!瀬畑亮『セロテープアート®展 2018 in 六本木』
場所は六本木と乃木坂の間、ミッドタウンの前くらいですね。
これはセロハンテープをパズルのようにして貼り合わせているものらしい。
こちらはセロテープをガチガチに固めて形作っているもの。
地下へ。
今回作品で使われてるセロテープ。
ちょうど瀬畑亮さんがいらしたので、丁寧に解説してくれました。
一番右の赤いセロテープを見るとわかりますが、1枚だと薄い赤、しかしロールは真っ赤。要するに重ねることで色が濃くなるんです。これを利用して、色に変化をつけていると。
またセロテープは酸化したり日焼けしたりすることによって色が変わるので、それによって風合いがでるようです。
瀬畑さん自身は『革製品のような』という表現をされていました。
ちなみに彼の作品には【セロハン画™️】と【セロ版画™️】があり、【セロハン画™️】=原画で、【セロ版画™️】=複製画だそう。
【セロハン画™️】はセロテープのみで描いた作品だそうです。
『瀬畑 亮 セロテープアート®展 2018 in 六本木』へのアクセス
東京都港区六本木7-8-9
深作眼科ビル1F・B1
<会期>
2018年1月8日(月・祝)~1月20日(土)
<営業時間>
11:00~19:00
<瀬畑 亮 公式ホームページ>
瀬畑 亮 公式ホームページ – セロテープアート®/Cellotape Art
まとめ
最近思うのが、絵なら絵、陶芸なら陶芸と、決まった型の中で勝負するのではなく、今回のように『セロテープのみで色を変えたり形を作る』という新しい手法で勝負しているアーティストの凄さを痛感します。
人が何か商品を欲しがる時に『どういうものが欲しいか』を具現化できる人は少なく、出来上がった商品から欲しいものを選ぶのが普通なのですが、イノベーションを起こすには『新しい手法』で勝負した方がイノベーションを起こしやすいのかもなーと、なんとなく考えてしまいました。
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<おまけ>
会場の深作眼科ビルにはこんな油絵なども展示されています。
そしてこの消毒液。
前々から思っていたのですが、お店の入口によくある消毒液とかって、それを手でプッシュすることへの衛生面での心配というか、、、、ここは足で踏めば消毒液出てくるので、手が触れずに安心。
店舗の入口に消毒液をポンと置いて『衛生面気遣ってます』という顔をするのなら、こうやって手で触れないで消毒できるくらいまで他の店舗も気遣ってほしい。
(なぜか最後愚痴)