『ホリエモン×ひろゆき やっぱりヘンだよね ~常識を疑えば未来が開ける~』を読んで、最後に対談がLINEで行われていたことが暴露されていましたが、ふと『私が10年前にやっていた音楽活動に似ているな』と感じたので、そのことについて書きたいと思います。
関連記事:『ホリエモン×ひろゆき やっぱりヘンだよね ~常識を疑えば未来が開ける~』を読んで
10年前なので、2007年2008年頃の話です。
当時、私は2人組で音楽をやっていたのですが、楽曲の制作において、顔を合わせることはほとんどありませんでした。
というのも、お互いCubase(DAWソフト)を持っていたので、Cubaseのファイルでやりとりをしていたのです。
相手がCubase上で曲を作り、それを私に送信。
この時は、Cubaseのファイルではなく、書き出したWAVファイルを送ります。
(何か必要があればCubaseファイルの場合あり)
そして私がCubase上で、ファイルに音を足したり、REC、構成の変更などを経て、今度はCubaseファイルを送り返します。
(ラフな時は一時的にmp3だけ渡す場合もあり)
これを繰り返して、曲が作られていきます。
DAWのファイルはそこそこの重さなので、メール添付では送れません。そういう時に登場するのがファイル共有ソフトですね。
『ファイル共有ソフト』というと、著作権侵害みたいなイメージがありますが、適切に使えば、かなり有効なツールだと思います。
ちなみに我々は、相方が持っていたサーバーにFTPでフォルダごとアップして、それを向こうに落としてもらったり、向こうがアップしたファイルをこっちで落としたり、FTPを使ってファイル共有していました。
このように、お互いが一定の機材を持ち合わせていれば、お互い顔を合わせなくても楽曲は作れるのです。
そういったこともあり、私たちは1年間で50曲ほど完パケ制作することができました。
『意外と少ないぞー』って言われちゃったらそれまでですが、私たち的には、かなり作業を効率化したからこそ、できた制作スピードだったんじゃないかなと思ってます。
自分一人で作るよりも、人と作る方が時間かかるんですよね。人によるのかな?
おそらく今だけでなく、10年前でも、こういった作り方をしている人は一定数いたと思います。
ただ、お互い同じソフトを持っていないといけなかったり(厳密には別ソフトでもできないことはない)、当時も『楽曲はスタジオで作るもの』みたいな人が多かったので、実際どれだけの人がやっていた手法なのかはわかりません。
ちなみにこちらは私が10年前に使用していた、部屋兼スタジオ。
かっこよくNANINUNE STUDIOと呼んでいました。
取り留めのない文章になってしまいましたが、何が言いたいかというと、音楽なんかいつでもどこでも作れるし、即興でもなんでもいいんだから、一曲に長々向き合うより、ポンポン作ってポンポン出した方が楽しいよねって話。
一曲に長々向き合ってるとノイローゼになります。
おそらく音質の話が出ると思いますが、今の時代、一定の宅録レベルなら、高価なレコーディングスタジオで作った時と比較してもわからないレベルでの楽曲が作れると思っています。
(マスタリングされちゃうとちょっと。。。。)
そこで『宅録で音質云々が』と言い訳をするレベルなのであれば、『技術を磨きなさい』と言わざるを得ません。
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