『ホムンクルス』読了。
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ホームレスの主人公名越の元に現れた金持ちの伊藤が、実験のため、名越に第六感を覚醒させる『トレパネーション』と呼ばれる手術を受けさせ、他人の深層心理が見えるようになってしまうという物語。
『トレパネーション』は、それなりに有名な民間療法らしいのですが、私は初耳でした。
一応理論としては、
①頭蓋骨に穴を開ける
②頭蓋内の脳圧が低下
③脳内血流量が増える
ということらしいのですが、こんなことで脳圧が変化するのかなと笑
もっというと、脳内血流量が増えたら第六感が覚醒するんかい笑
人に薦められた時に「手術で人の心が読めるようになる漫画」と聞いていたので、てっきり【声が聞こえる】のかと思いきや、見た目が変化して見えるという。
直接声が聞こえないので、見えているものが何を表しているのかまったくわかりません。なので、名越の推理が本当に正しいのかはわからないんですよね。。。。
ラスト。
一緒にいた彼女は、名越のトレパネーションによって死亡。
最後に警察がきて、名越は殺人で捕まる。
ここまではわかったのですが、ラストに町中の人の顔が自分の顔に見えるという演出がよくわかりませんでした。。。。
調べたらこんな解説が。。。。
ラストではホムンクルスが全員自分の顔に見えて終わるという、かなりヤバイ展開で連載を終了させたw
自分探しの果てに名越は公園にもホテルにもどこにも居場所はなかった。そこで彼はホムンクルスの世界に居場所を求めたという解釈でいいと思う。
ホムンクルスとは自分のコンプレックスの具現化であるが、共感できなければホムンクルスは見えないのである。自分と同類のコンプレックスだからこそ他人と自分をリンクさせることができた。
なるほど。。。。
個人的にはそこまででしたが、周りでは良いという意見も多いので、興味のある方はぜひ。
記事を書いている人
ノリオメモ(@noriomemo )
株式会社NOOE.TOKYO 代表取締役兼COO。美容健康系メディアなどの運営を経て、2018年5月、起業家と投資家をマッチングさせる『CHAINS』をローンチ。
2018年7月からはオンラインサロン『ノリオンラインサロン』を主催。遊ぶことに命かけてる。アソ部主催。
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