今回紹介するのは間瀬元朗『イキガミ』。
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全10巻ですが、1日で読了できました。
(ひまかよ)
物語内の「国繁法」と呼ばれる法律は、1000分の1の確率で選ばれた者は、紙を貰ってから24時間後には死んでしまうという法律で、この紙は『イキガミ(逝紙)』と呼ばれています。
主人公はこのイキガミの配達員。区役所に勤務し、イキガミを配達する中で、抗えない死の恐怖に翻弄される該当者を見届けます。
1話目から摑まされた
このマンガを1日で読了してしまった理由は【1話目から摑まされた】から。
1話目にイキガミが届いたのは鴨井洋介。高校時代、同級生から過酷ないじめを受けており、ようやく地獄から這い上がり、自分を取り戻しかけていた矢先にイキガミが届いてしまいます。
「他にも死ぬべき人間はいっぱいいるのになぜ自分なのか」
©️小学館
そして残された24時間で、過去にいじめてきた奴らに復習しようと考えます。
復習を終えた鴨井は満足するのかと思いきや、傷は深まるばかり。
©️小学館
そして、同じようにいじめられている子に名言。
©️小学館
©️小学館
©️小学館
とても良い言葉だと思います。
後から考え出してストレスを溜めるくらいなら、今キレましょう笑
(そして結果こうなる)
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このマンガ、多少の物語進行はあるものの、基本的には1話完結ですので、たくさんの生き様を見れる、『闇金ウシジマくん』のようです。
ちなみにマンガ自体の評価をネットで見ているとかなり賛否両論ですね。
「設定があざとい」「設定が薄い」「クソ漫画」、、、、まぁボロカスです笑
個人的には面白いと思ったのですが、マンガ玄人たちにはあんまり響かない作品のようです。
興味のある方はぜひ。
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