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萩原清澄という男|『サービスマンという病い』を読んで

投稿日:2019年5月13日 更新日:

萩原清澄『サービスマンという病い』読了。

サービスマンという病い (幻冬舎単行本)
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ブログでも何度か書いたことのあるキヨトさん(@KiyotoDrives )の本ですね。

そもそもキヨトさんと初めてお会いしたのは、2018年9月に開催されたCAMPFIREのイベント『CAMPFIRE COMMUNITY FESTIVAL2018』にて。

当時、はあちゅうサロンのアソ部として「アソ部とあそぶ券(ハアチュウ付き)」を販売していたブースの横で、キヨトさんの『アソビカタSalon』が出展していました。

キヨトさんはサロンオーナーの長でありながら、我々下々にご自分から挨拶していただき、「しまった!やってしまった!!」と思ったのがとても印象深いです。

10年くらい前にイベントを開催した時、明らかに私よりも重要な役割を担っていた人が、わざわざ向こうからご挨拶してくれて「しまった!やってしまった!!」と思ったことを思い出しました。

思えば、優秀な人は本当に無駄なプライドがなく腰が低い。それ自体が良いことなのかは究極、私にもわからないのですが、キヨトさんの場合、そこに嫌味が一切なく、仲良くしておいて何の特もあろうはずがない私ごときに本当にすんません!!って感じです。

そういえば最近、こんなnoteも書きました。

人の顔と名前が全然覚えられない人へ|noriomemo|note

キヨトさんに限らず、人との出会いをとても大切にしている方は、このあたりの手を本当に抜かないなぁというイメージです。

また、2019年1月の『アソ部新年会』では、サプライズでUberEATSを届けてくれるという、、、、まぁ要するにお世話になりっぱなしってことなんですよ。

そんなキヨトさん(以下、著者)の著書ですが、【サービスマン】として書かれているものの、人との付き合い方、後輩力だったり接客術など、さまざまな場面で活用でき、多くの人が疎かになりがちな【基本】の部分を復習できるようになっているので、そのあたりをまとめたいと思います。

人脈について

【人脈】や【コネクション】という言葉は、打算的な意味合いで捉えられる場合が少なくないですが、著者のいう【人脈】とは、

「あの人のためなら一肌脱ぐ」と思い合えるほどの圧倒的な信頼関係

とのこと。

そしてそういった関係を築くためには【相手の懐に入る】ことが重要だともいいます。

著書自身は、お客様に手紙を書いたり、お得意様の出身地に旅行して話題を作ったりと、一見、サービスマンとしては異常な行動ともとられますが、このあたり、私は結構、えらてん氏の著書『しょぼい起業で生きていく』にも通ずるところがあるなと思いました。

どういうことかといいますと、、、、

例えば、旅行に行きたいとします。その時に「どーせどこに行くか決まってないなら、お得意様の出身地に旅行すれば、旅行もできるし、お得意様との話題にもなる」と考えるのです。

著書の意図とは少しズレてしまうかもしれませんが、最近、私がそういうのをやっていまして。

私はよく人にオススメのご飯屋さんや漫画を聞いたりするのですが、大抵みんなどこかオススメを挙げてくれるので、そういった場所に足を運んでみたりしています。【媚を売りたいから】と取られてしまったらまぁそれはそれで別にいいのですが、どーせネットでググるなら、知り合いから聞いた方が好みの特性も近い可能性が高いですし、他人よりは信頼できます。

ちなみに人からオススメを聞いた時に一応ある条件は【比較対象のある場合のオススメ】です。

例えば誰かが「Aのパスタは美味しかった」と言った時に、なんでも美味しいというパターンの「美味しかった」なのか、比較対象がある中での「美味しかった」なのか、ということです。

単純に昨日行った店が「まぁなんとなく美味しかった」という話では、「不味い外食ってそんなにないだろ」ってなってしまいますよね。

人の名前や顔を覚える技術

著者の場合、VIPはネットでググれるので、そういったものを調べて見ているとのこと。

ただこれはSNSが普及している昨今、VIP以外でも活用できるなと。

紹介してくれた人がやっているSNSや、Facebookでは過去の職歴を紹介している人もいますよね。

予習できる可能性はいくらでもあるのです。

サービスはすべて「オーダーメイド」

当たり前ながら、我々はロボットではないので、人と人との付き合いに完全なマニュアルはありません。

著書内では、オペラ歌手の方がきたらBGMが耳障りになる可能性を考慮して、BGMを止めるか聞くとのこと。

このあたりは経験則がないと、意外と気がまわらないかもしれませんが、人によってはBGMがガンガン流れていたのが好きな人かもしれませんし、いろんな機微を見て、自分の経験則になっていくのでしょう。

プライベートでは半年先までレストランの予約で埋める

これ、個人的にすごく良いなーと思ったのですが、著者はプライベートでは半年先までレストランの予約で埋めているそう。

都内には予約何ヶ月待ちみたいなお店もたくさんあるので、そういったお店のものをたくさん訪問しているとのこと。

人気飲食店を知るという他に、なかなかアポがとれないVIPなどを食事に誘う際に「予約何ヶ月待ちのAの席が急にとれたので、よかったら行きませんか?」とすることで、相手も来てくれる可能性が高く、人気飲食店を知りながら、刺激的な人と交流できるというメリットがあります。

お金に余裕があったらぜひ使いたい技です笑

後半は接待術も多かったのですが、接待だけでなく、普段の食事やデートなどにも活かせると思います。

圧倒的な行動力や哲学が著書自身にあり、どこか『クレイジージャーニー』な匂いも感じる著書。

興味のある方はぜひ。

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記事を書いている人

ノリオメモ(@noriomemo )

株式会社NOOE.TOKYO 代表取締役兼COO。美容健康系メディアなどの運営を経て、2018年5月、起業家と投資家をマッチングさせる『CHAINS』をローンチ。

2018年7月からはオンラインサロン『ノリオンラインサロン』を主催。遊ぶことに命かけてる。アソ部主催。

記事広告や体験レポート執筆などのご依頼はいつでもお待ちしております。新しいサービス大好き。

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