オカリンメモ

Nirvana風の曲の作り方

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高校生ぐらいのときに、自分で曲が作りたくてギターを触っていた。
そこらへんにある教則本を読んでコードの押さえ方を覚えてジャカジャカやっていたのだが、どうしても童謡のようなつまらない曲になってしまう。
そこで好きな曲と何が違うのか知りたくなった。

Nirvanaはかっこよくてギターが簡単なので初心者には丁度いいと思った。
コピーしていて教則本との違いに少しずつ気が付いていく。

教則本の知識では、メジャースケール、マイナースケールに縛られてしまい、ありきたりのメロディしか思いつかなかったのだが、動画にあるように、パワーコードのおかげでメジャー、マイナーを意識することなく、クロマティックに好きなようにコードが動かせるので、メロディのバリエーションが一気に増えた。

これは白鍵と黒鍵に別れている鍵盤ではなく、フレットを一つずらすだけで半音単位で移動できるギターのおかげでもあった。

例えばYMOの『Behind the Mask』のリフはギターなら簡単に弾けるのだが、鍵盤だと難しく感じる。
坂本龍一クラスになれば、自分の思っているイメージを鍵盤で操れるのだろうが、素人はそうはいかない。
しかしギターのパワーコードであれば簡単に音楽理論を飛び越えられた(ような気がした)。

もちろんこれは初歩の初歩なので、ちゃんとした音楽理論や、譜面にあらわせないサウンドやリズムというかグルーヴという話になると永遠のテーマになる。
子供の自由な遊びとしての音楽の話として聞いてもらいたい。

ともかく、3rdや7thだけでなく、全スケールを自由に使えるようになり、調を意識せずにリフを作り、そこに調を意識しないベースを加え、自分の好きなように歌えばいくらでも曲が作れる気がしたものだった。

しかしNirvanaのようないい曲が作れるかどうかは別で、Nirvana風の曲はできるのだがどうもしょぼい。
なぜだ。
ドレミで表せない部分の方が実はNirvanaらしさの本質なのではないか。
ということに気が付いて次のステップへ進んでいった。

だが、このときNirvana風と思っていたドレミで表せる部分のことの一部は動画で語られていることと同じだった。
もちろん他にもいろいろあるが、それはKurtの手癖のようなレベルで、いくら真似してもモノマネ以上の意味はないと思ってやめた。

本当にNirvana風の曲を作りたいのであれば、メジャースケール、マイナースケールに縛られず、クロマティックに音程を動かすことではなく、その音楽に対する姿勢を参考に、「自分の好きなように曲を作ることが、本当の意味でのNirvana風だ」ということにしてしまえば、何でもNirvanaだ。

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