ノリオメモ

落合陽一『超AI時代の生存戦略』を読んで、シンギュラリティ時代に備えよう

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今回読んだのは、落合陽一『超AI時代の生存戦略 – シンギュラリティ<2040年代>に備える34のリスト』です。

2016年に発売された本ですが、まだ読んでませんでした。。。。

2045年頃に訪れると言われている「シンギュラリティ」ですが、そんなシンギュラリティを迎えるにあたって、「何をすればいいのか」「どう備えればいいのか」を享受してくれる本になっています。

超AI時代の生存戦略
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「ワークライフバランス」から「ワークアズライフ」へ

ワークライフバランスとは、直訳すると「仕事と生活の調和」で、1日の中で【睡眠】【仕事】【生活】の3つがバランスの良い状態で暮らすことです。

そして著者が提唱するのがワークアズライフ。

ワークアズライフとは、睡眠以外の時間全てが仕事であり趣味であるという概念です。

例えばYouTuberは、寝ている時間以外を動画で記録して配信して、それで収益をあげていたら、それは【生活】でもあり【仕事】でもあることになります。

ブロガーも同様に、遊んでいた記録を執筆して、収益があげれたら、それは【生活】でもあり【仕事】でもあります。

要するに【遊びと仕事の境界線をなくした生活】です。

多様化する時代背景やインターネットの普及によって、この動きは急速に発展しています。

仕事になる趣味を探す

著書の中でキーワードとなっている「趣味性」。

著者は「趣味性」について、このように述べています。

「別に誰にも制約されていないけれど、なんとなくやってしまうこと」

わかりやすく書くと、多くの人は生きていくために働いているわけですが、働かなくても生きていける時に、何をするかですね。

例えば「もし今100億円もらったら、仕事を辞めますか?」と問われたら、辞める人の方が多いと予想しますが、「じゃあ辞めたら毎日何をしますか?」と問われた時に、することが「趣味性」なのだと思います。

著者はこのようにも述べています。

「すべてのタスクから解放されたときに、最初にやりたいこと」

超AI時代の働き方

コモディティ化への適応

インターネットの普及によって、他人がやったことはすぐにインプットできるしコピーもできます。

なので私たちは常に新しい技術や情報を取り込み続けていかないと特殊性を保てません。

もっと言うと新しい情報でも、インターネットでググれば出てくる情報をいくら網羅していても、それはググれば出てくる情報なので、そこに特殊性はないと考えてます。

ムダな時間を削る

インターネットやスマホの普及、機械の進化によって、さまざまなものが簡素化されるようになったので、ムダな時間を削っていく努力が必要になります。

たとえば、昔は会議といえば対面で、同じ時間に同じ場所に集合して行うのが一般的でしたが、今はLINE、skype、ZOOMなど、ビデオ通話アプリも普及しているので、わざわざ同じ時間に同じ場所に集合しなくても会議を行うことができます。

そういった技術をどんどん取り入れ、ムダな時間を削っていくことで、他のことに注力できるようになります。

自分から発信する

著者は論文などの発信についてこう述べています。

「今の時代、「論文なんて書く意味あるの?」と、よく言われる。
しかし、僕は論文を書く意味がどんどん上がっていると考えている。

中略

要するに、ものごとには抽象的な意味と、コピー可能な数理的な情報の意味、この2つを備えているわけだ。
そして、その抽象的な意味のほうは、自分から発信していかなくてはいけない。つまりメディアとうまく付き合っていかないと、ちゃんと説明ができない」

同じような話を繰り返している気もしますが、モチベーションや趣味性など、人間の感情のようなものをすべて排除するとAIや機械になってしまうので、そういったモチベーションなどの抽象的なものはどんどんアウトプットするべしだと。

今はSNSも多様化しているので、Twitterで140字以内でまとめてもいいし、Instagramで素敵な写真を載せたり、YouTubeで動画をアップロードするもよし。私はこうやって読んだ本をアウトプット。。。。

これからはどういうSNSが発展していくのだろうか。。。。

情報アプローチ

2000年くらいまではテレビ、ラジオ、新聞、雑誌などのマスメディアに目を通せば、大体の情報にはアクセスできたし、それらにない情報は「ないもの」とされてきました。そしてマスメディアにない情報を取りに行くのは非常に大変でした。

今はネットをググりまくれば、マスに出ていない情報を得ることもできますし、もうマスメディアとパーソナルメディアの境界線も曖昧になってきました。

情報源もさまざまなので、例えば速報性が高いのはTwitterだったり、誰かの情報などはWikipediaだったり、その使い分けを理解していることも重要です。

今は論文もインターネットで読める時代ですしね。
(私は全然タッチしていないですけど)

データ量ではなく特徴量

どんなに物知りな人でも、情報量がコンピューターに勝ることはありません。

これからの時代で重要なのは「調べればわかる」状態にしておくこと。要するに、完全には覚えていないけど、すぐにググれる知識を持っているということです。

その情報について、何の知見もない状態では、ググり方もわからないですし、ググったところで理解するまでに時間を要します。

著書の中では【フックの付いた知識】と表現されていますが、一度は触れたり解いたりしたことがあるけど、頻繁に使っていないので詳しくは知らないという状態です。フックが付いていれば、すぐにネットで調べられるし、調べた時の理解度は早いです。この【フックの付いた知識】をたくさん持つことが重要だと、著者は言います。

まとめ

これからのシンギュラリティ時代に備えて、仕事のあり方、働き方、インプットやアウトプットについて書いてありました。

内容的には『これからの世界をつくる仲間たちへ』と重複するような部分もありますが、落合陽一氏の本を読んだことないという方は、ぜひ一冊読んでみてください。
(なるべく新しい著書の方がいいかな)

関連記事:『これからの世界をつくる仲間たちへ』は現代人への強烈なラブレター

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最後に、著書の中で心に残った文章を引用して終わりにしたいと思います。

「シンギュラリティが来たら人間はごはんを食べなくなるかというと、おそらく食べるだろうし、おそらく睡眠もするだろう。人間が人間であるがゆえにやらないといけないことは、きっと残ると思われる」

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