かなり長くなってしまったので、さすがに今回で終わりにします笑
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場のバランスよりストレス発散の方が大事
著者のTwitterでの発言などについて。
「ストレスはすぐに吐き出す。弱音も、吐くときは思いっきり吐く。
最低限の礼儀を弁えたり、言ってはいけない言葉は大人として控えたりするけど(相手がケンカを仕掛けてきたときは例外)、自分のなかにネガティブな感情を溜めこんでおいても、いいことは何もない。ぐっと我慢することで、周りとの軋轢を避けられたとしても、周りが褒めてくれるわけではないし、助けになることもない。
ストレスは適時、発散しておかないと、溜まる一方だ。悪い思考が巡る素になり、間違った思いこみが強化されていく。
ただし匿名で有名人にクソリプ(内容が見当外れだったり、罵倒したりするようなTwitterのリプライ)を送りつけるとか、見知らぬ人にイライラをぶつけるようなストレス解消法は、してはいけない」
私は有名人ではないので、SNS上でクソリプが飛んでくることもほとんどないし、オンラインでストレスが溜まることはないと思います。
問題は日常生活です。。。。
街中や電車の中など、具体的な事例は割愛しますが、最近はストレスはなるべくその場で吐き出すようにしています。
まぁそのせいでトラブルになることもありますが、後悔はしていません。
昔は自分が悪くなくても、とりあえず謝ることでその場を過ごしてきて、結局家に帰ってからイライラが募ることもありました。
今は言いたいことがあれば、なるべくその場で言うし、売られた喧嘩は全部買う。むやみやたらにトラブルを起こせ、腕力を見せつけろと言ってるわけではありません。ストレスを溜めて良いことなど一つもなく、ストレスは発散してエネルギーに変えるべきなんです。
裏切るヤツは裏切る
©真鍋昌平 / 小学館
『闇金ウシジマくん』では、仲間を裏切る様がリアルに描かれていますが、これは漫画の世界だけでなく、おそらく現実世界でもたくさん起きていることです。
ここでも、とても共感できることが書いてあります。
「裏切りというのは、感情の問題だ。
相手に対してどのくらい信頼度があるのか。
どんな繋がりを認識していたのか。
それは確かなものだと思っていても、やはりただの思いこみ。一方的な感情の物差しでしかない。
相手の方はまったく信頼も繋がりも感じていなかったケースは、多々あるだろう。
つまり、裏切られた側が「裏切られた」と定義づけているにすぎない」
学生時代、同級生がいつも同じ電車に乗っていたので、一緒に行くようになったのですが、ある日、駅に行ったらいなかったので「休みかな?」と思いながら学校へ行ったら、すでに学校に来ていました。
私は先に行ってしまったことに怒ったのですが、向こうは何を怒っているのか「?」みたいな感じでした。
後になって思えば、向こうは「偶然同じ電車になったから一緒に行っていただけ」なので、早く駅に着いたから、早く着た電車に乗っただけのことだと思います。
親だからといって簡単に信用していないか
「私の解釈では、親ほど信用ならない人種はいない。
古い価値観や常識で頭が固まっていて、間違った情報に振り回される。特に地方に暮らすITリテラシーの低い親は最悪だ。主な情報源はテレビ。新聞に書いてあることがぜんぶ、真実だと思いこんでいる。
就職しろだの結婚しろだの、うるさく子どもに言ってくる。基本的に彼らの頭で考える指摘や判断は、子どもにとっては害悪であることが少なくない。
親子の情愛まで否定するつもりはない。しかし、実の親は、何かの知見を得る相手として、信用するに足るものではないと断言できる」
著書までボロクソ思っているわけではありませんが、上の世代になればなるほどインプット能力が足りなくなってくるというのはとても感じます。
年齢と共に新しいものへの貪欲さがなくなっていくのか、自分が貪欲にインプットしているつもりでも、周りがそうなってくることで必然的に入ってくる情報が少なくなっているのか、単純に加齢で記憶力が落ちているのか、他に思いつく仮説もないのですが、上の世代ほど情報弱者になっていくというのは感じています。
また親は、時代が変化していることなどお構い無しに、自分の成功体験、失敗体験に基づいて、子供に教えを説こうとします。
多くの自己啓発本が著者の成功体験を基に書いているので、読んでいる人の多くに当てはまらないのと同じように、時代も環境も違う中で、親世代の教えをそのまま聞くというのは、部活動で「水飲まないが正義」を徹底しているようなもの。
常に時代は変わっていくし、変わっていくことを受け入れる許容と柔軟性がないと、時代に取り残されてしまいます。
まとめ
できれば『闇金ウシジマくん』を読んでからの方がオススメですが、逆にこの本を読んでからウシジマくんを読むのも悪くないかもしれません。
私は最新巻まで一応読了済みですが、結構忘れている部分もあるので、ちょっと読み返そうかなと。。。。
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全然関係ないですが、Twitterを見ていたら、ウシジマくんのbotがいっぱいあってビビりました笑
「洗脳くん」編で、詐欺師が説くシーン。「人は信じていたほうが楽に生きられる」とは的を射たセリフ。リアル社会の狡猾な輩たちも、その心理につけこみターゲットを陥れていく。「この人の言うとおりにしよう」という心理状態に陥ったら、要注意だ。 ウシジマvsホリエモン
— 闇金ウシジマくんの教え (@ushijimaoshie) 2018年9月12日
いまの人生が最悪で、どん底だというのは、ただの思いこみだ。だけど、諦めてはおしまいだ。仕事なんか選り好みしなければいくらでもあるし、家族がいなくても生きていけるし、借金は踏み倒したら良い。とにかくヤケクソにはなるなと言いたい。 ウシジマvsホリエモン
— ウシジマくんbot (@cowcow_finance) 2018年9月11日
経験値の高い人からのアドバイスは聞いても良い。けれど鵜呑みにするのは危険だ。疑いの目を失ってはいけない。出来損ないの上司たちの「君の意志や判断はいらない」「私を信用しなさい」という薄っぺらい言葉に心がふらつくようなら、自分の思考を失いかけているサインだ。 ウシジマvsホリエモン
— ウシジマくん名言 (@IewAHwi1iCe7O0i) 2018年9月10日
何かと綺麗事や良い言葉ばかり並べて結局お前は他人に臆病で自分に自信がないんだろ? pic.twitter.com/rO308Rqh7M
— 「闇金ウシジマくん」の響く言葉 (@ushijimavoice) 2018年9月8日
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