今回紹介するのはブレーキ博物館です。
近くに目印になるものがないので若干わかりにくいですが、ありましたー。
階段を昇ると、、、、
真っ暗。
『本当に営業中なのか?』と疑ってしまいますが、入った瞬間チャイムが鳴り、奥から博物館の人が出てきました。
俺『これ自由に見ていいですか?』
博『どうぞー』
そう言って電気をつけてくれました。
しかも他に誰もいなかったのもあって、熱心に解説してくださりました。
まずはこちら。
車のブレーキを自分で踏んで体験することができます。
ところで【ABS】ってご存知ですか?
車に乗ってる人なら名前は知ってると思いますが、イマイチどういう仕組みなのか理解していませんでした。
【Antilock Brake System】の略で、急ブレーキをかけた時でもハンドル操作ができるような機能です。
急ブレーキをかけてABSが作動すると、グワングワン揺れた感じになるのですが、どうやらこれが肝らしい。
イメージ的には何回もブレーキをかけてるような状態になっているので、グワングワン揺れるのが正常。
しかし急ブレーキでグワングワン揺れるとパニックになってしまう人が多いようなので、気をつけましょうと。
そして今はこんな製品もあるそう。
SDAS安全運転補助装置 – ブレーキとアクセルの踏み間違い事故を防止
最近は高齢者のアクセルとブレーキ間違い事故がニュースでも多く報じられていますが、それを回避するような装置。
これはアクセルとブレーキを踏み間違えて急激にアクセルを踏んだ時にエンジンを停止させてくれます。
普通アクセルをグイっと強く踏むことってあんまりないですよね?
なので、これをONにしておけば、アクセルとブレーキを踏み間違えても急発進できないようになっています。
しかしこれをONにしたままだと坂道発進などに支障出るみたいなので、そういう時はOFFにするらしいです。。。。
今のところ車の免許について、高齢者特有の制限などはないので、こういうのを義務化してほしかったりします。
『自分は絶対大丈夫』という過信が一番こわいですよ。
磨り減ったブレーキ。
飛行機のブレーキ。
新幹線のブレーキ。
新幹線は基本、電気で制御しているので、ブレーキはほとんど使わないらしい。
フェラーリのブレーキなど。
私はまったくF1見ないからわからないんだけど、F1で使用するブレーキは1試合とかでダメになってしまうくらい消耗がえぐいらしい。
そんなこともあって異常な金額かかるのだと。
ブレーキの種類のよって原料も変わってくるらしい。
リビルドとは、使用済み部品を分解・洗浄して、劣化したパーツを新品と交換して、綺麗にした部品ですね。
携帯電話でいうリフレッシュ品みたいな感じですかね。
ブレーキ博物館へのアクセス
<住所>
東京都墨田区江東橋1丁目16−10
(錦糸町駅南口から徒歩12分)
<公式HP>
ブレーキ博物館|中山ライニング工業株式会社
まとめ
ブレーキも踏み込んでいくと(ブレーキだけに)奥が深そうです。
普段ブレーキについて考えることなんて皆無だったので、なかなか興味深い博物館でした。
錦糸町、両国、押上近辺にはたくさんの博物館があるようです。
『たばこと塩の博物館』は以前、このサイトでも紹介しましたね。
関連記事:嗅ぎタバコって知ってる?『たばこと塩の博物館』に行ってきたよ
この近辺で博物館めぐりとかしたら、それだけで1日潰れそうです。
興味ある方はぜひ。
Amazonって車も売ってるのね。。。。