最近、宇多田ヒカルのチケットの転売防止のニュースがTLに流れてきて、思うことがあったので。
まずはこちら。
入場方法
デジタルチケットにて入場
・公演当日ご入場時に申込者が取得された、デジタルチケット記載のQRコードにて入場ゲートで顔写真による本人確認後、ご入場いただきます。
・同伴者の方は申込み購入者の方と一緒にご入場いただく事となります。万が一、申込み購入者の方がご来場いただけなくなった場合は、同伴者の方もご入場できませんのでご注意ください。
・デジタルチケットは公演の約1週間前頃より当チケットサイト内マイページより取得してください。
・デジタルチケットのご利用には公演当日スマートフォンが必要となります。
顔写真の確認まで、だいぶ面倒です。。。。
チケットが転売されるのは元々の値段が安いから
2018年8月20日、ヤフオクで音楽ライブのチケットをちょっと調査。
入札が入ってるもののみカウント。
9/22(土) 味の素スタジアム S席ペアB’z LiveGymPleasure ☆HINOTORI☆
9,500円 → 26,000円
8/25(土)夜◆1階 0列 2枚◆中野サンプラザ Hello! Project 2018 SUMMER ハロプロ
8,500円 → 21,000円
乃木坂46 ひとめぼれスタジアム宮城 9/1(土) アリーナA12
8,800円 → 21,000円
思ったよりも定価が高いですね笑
にしても高いもので、大体2〜3倍くらいですかね。
チケットを転売するだけで、2〜3倍になるんだから、転売する人の気持ちもわからなくもない。
チケットの転売は違法?
まずはチケットの転売が違法かどうかについて。
公共の場所で営利目的に行われる転売(いわゆるダフ屋)は、多くの都道府県において迷惑防止条例として禁止されており、違法行為です。
ただ単に、行けなくなってしまったライブチケットを転売する事は違法ではないようで、【営利目的の転売かどうか】が違法かどうかの境目のようです。
チケットの転売は【悪】なのか?
上記の理由から、チケットの転売について、違法の場合とそうでない場合がありますが、転売目的で購入しているものに関しては褒められたものではありません。
ただ、高く売れるものを「売るな」と言っても、止めるのには限界があるように思います。
チケット転売による対策
座席の無効化
ジャニーズ事務所の場合、ヤフオクやメルカリなどで転売チケットが出品されていて、尚且つ座席番号が記載されていた場合、事務所に通報が入り、座席の無効化がされたりするようです。
高額払って座席無効はキツい…
顔認証
上記の宇多田ヒカル以外にも、ももいろクローバーZ、BABYMETAL、嵐などのライブで顔認証が導入されているとのこと。
事前に顔写真を登録し、入口で認証すると。。。。
これだと転売は防げるのですが、友達に譲ることもできなくなってしまいます。。。。
そこまでのリスクを負ってまでチケットが欲しいファン心理よ…
席によって値段を変えるべし
音楽のチケットって、全席一律であることが多いですよね?
例えば、上記の宇多田ヒカルのライブのチケット料金。
■チケット代金:10,800円(税込)
※3歳以下入場不可、4歳以上有料(入場可)になります。
一律一万円ですね。
でもアリーナ席と2階3階が同じ値段なのは、なんだかモヤモヤする…
続いて格闘技のRIZINのチケットを見てみましょう。
【チケット料金】
※全席指定・消費税込
・VIP席 100,000円 <特典付>
・SRS席 20,000円
・S席 10,000円
・A席 6,000円
格闘技のチケットは、席別で金額が変わる興行が多いです。
Bruno Marsが日本公演をした際も、かなりの種類のチケットがあります。
VIP SS席¥100,000(税込)
VIP S席¥35,000(税込)
アリーナスタンディング¥15,500(税込)
スタンド指定 SS席¥18,500(税込)
スタンド指定 S席¥14,000(税込)
スタンド指定 A席¥11,500(税込)
スタンド指定 B席¥9,500(税込)
7種類!!
でもこれでいいのかなと。
近くで見たい人は高い金額の席でも買うし、遠くでいいなら安い席を買うし。
こうすれば、運で席が決まる可能性が少しでも少なくなるかなと。
日本人は無意味な平等を人に強いるのですが、格闘技も舞台も席による価格変動は導入しています。転売対策に労力を割くのではなく、前を高額にすれば、アーティストも潤うし、買いたい人がちゃんと買える構造になるのかなと。
-結論-
座席で金額を変えるべし!!